これまでの活動と足跡

これまで取り組んできたこと、いま、これから

(一部紹介)

国分寺市議会にて女性初の第30代議長を務めました。

地域福祉(高齢者、障がい者)

合理的配慮
障がい者などへの合理的配慮は行政内部だけではなく指定管理者等にも求めるよう要望し、指定管理者の募集要項の中に盛り込まれることになりました。
意思疎通支援
手話通訳と併せて、聴覚に困難のある人のためにもイベントなどで要約筆記の積極的活用を求めています。障がい者のアクセスシビリティ施策推進でデジタルデバイドの解消を目指します。
成年後見制度
2000年開始の介護保険制度に合わせて、成年後見制度はその両輪として重要な制度と提起してきました。判断力の低下の心配がある方、障がい当事者にとっても親亡きあとに必要な制度であり、理解や利用促進に向けての取り組みを推進していきます。
自殺対策
平成24年に自殺念慮の高いLGBT+Q(セクシャルマイノリテイ)の理解促進に取り組むよう議会で初めて発言しました。コロナ禍では、自殺総合対策大綱にも盛り込まれた女性や子ども、若者の自殺者が多い実態を踏まえて、対策を市の計画にも反映させることを求めています。
また、市の窓口対応や相談業務においても、親身に市民の声を聞き取り、適切な支援につなげられるよう、職員に対してのゲートキーパー研修の実施を提案し、毎年実施されています。
フレイル予防
高齢者にとって、加齢による心身の衰えは(フレイル)食事、運動、特に社会参加の促進によって防ぐことができることから、施策を講じることを平成29年に提案し、推進しています。
認知症の理解促進
高齢者などの見守り協定の意義を改めて理解・認識してもらうため、地域包括支援センターなどの事業所でのオンライン研修の実施を提案しています。

人権(男女平等、DV対策、ジェンダー平等、性的少数者)

男女平等推進施策、性別による固定的役割分業の解消
市の広報物に適用されるために策定した「男女平等の表現のガイドライン」を市民に公表して民間でも活用できるよう求めています。さらに、附属機関などの男女比率のバランスを取ることも要望しています。
国分寺市パートナーシップ制度の充実、拡充
法律婚ではないカップルが利用できる国分寺市独自のパートナーシップ制度が運用されています。この婚姻に類似した制度についてさらなる充実を提案しています。現在、市の職員の勤務条件に関して休暇取得対象者の拡大の適用が開始されましたが、扶養手当などの支給に関しては慎重な対応が必要であるとする市への働きかけを今後も行っていきます

環境(ごみ減量、防犯、防災)

ごみの減量・生ごみたい肥化
市内公共施設での拠点回収の拡充を提案し、公民館などでの回収場所が拡大されました。
防災無線の整備
市内40か所の防災無線の適切な運用と要綱などに設置場所の明記を求め、HPに掲載されました。

多様な学び、教育、子ども

学校教育におけるLGBTの理解促進
思春期には自分の「性自認」に関して違和感を持ち、それが時としていじめや自殺念慮などの深刻な事態につながることがあります。そこで、性的マイノリティへの理解促進と偏見防止を目的として、小学校高学年から中学生を対象にLGBT当事者を招いて直接話を聞ける授業の実施を提案しました。ちょうど同時期に国分寺市内の中学でこうした授業が行われましたが、継続されるよう引き続き取り組みます。
子どもの不登校
学校に行けない、行きたくない子どもたちの居場所活動をしている市民団体との連携、支援を提案しました。教育委員会も連携には前向きですが具体的な動きにつながるよう、今後も尽力していきます。

ハラスメントのない職場環境

市民への良好な接遇・対応を
接遇や市民対応に関して苦情が出ないようにすべきと求めています。市としては、市民の立場に立った対応をする職員を目指すとして、研修の充実、マニュアル活用により丁寧な対応に努めるとしていますが、まだ庁内全体に周知されていないことから今後もしっかり取り組むよう求めていきます。
人権・LGBT研修
性的マイノリティであるLGBTに関する研修や、合理的配慮に関する研修を充実させることで、誰一人排除されない社会づくりを目指します。

情報公開・市民参加(自治基本条例)

行政内部の情報公開
市民の“知る権利”に基づき、行政内部の情報公開を求めてきました。附属機関の議事録、土地開発公社の関係書類のオープナーでの公開、組織展開表等についてはHPに掲載されています。庁議の記録については、速やかに公表するよう求めています。
PDCAサイクルを意識した仕事を
計画(P)、実行(D)、評価(C)、改善(A)により仕事のあり様を自ら見直すことも重要です。日々の小さな改善にこそ大きな改革につながるのではないかと提案し、PDCAについて、市としてはこれまで以上に関心が持てるよう周知していくとしています。その成果をしっかり確認していきます。
税金の使途
年間の維持管理費に約1千万円の国分寺駅北口駅前、デジタルサイネージは必要でしょうか?将来的には外す選択も含めて、今後注視していきます。

誰もが暮らしやすいまちづくり

ユニバーサルデザインの採用促進
新庁舎などの施設では
一つのトイレに様々な機能(おむつ替え、オストメイト、車いす対応等)を集中させるのではなく、機能分散型のトイレの設置を提案し、実現される予定です。障がい者の就労、物品の優先調達についてもこれまで同様に取り組むよう提案し、新庁舎や現庁舎跡地に建設される複合施設においても取り入れられるようになっています。しっかり見ていきたいと思います。
地域が培う人のつながりは市の財産
デジタル化が進む今の時代にこそ、人と人との関係性が重要になります。国分寺市内の公民館では、これまで50年以上にわたって、異世代交流、保育活動、障がい者の余暇活動などの事業を、参加者と双方向で作り上げてきました。新しい展開と既存のモノやコトの共存を図ることは大事なテーマであると発言しています。

政策提案・実現には現場、現実主義で!