2022年5月の活動報告

5月3日(火)
13:30〜 日本大学 神田三崎町キャンパス 法学部本館3階大講堂にて
全国憲法研究会「憲法記念講演会」に行ってきました。
「女性の政治参画を進める:なぜクオータが必要か」上智大学教授 三浦まりさん
「憲法をいかす。憲法でいきる。」慶應義塾大学教授 鈴木秀美さん

研究会の代表である慶應義塾大学教授 駒村圭吾さんより、
「今は、憲法にとっての危機である。研究者にとっては当然のことだが、2015年以降「立憲主義」についてメデイアで取り上げられるようになった。憲法の危機の恒常化でもあり沈静化してきたように見えたが、ウクライナ危機が契機となっている。」などのお話が冒頭にありました。

パネリストお二人からは、
●三浦まりさんから、諸外国に比べて日本は政治分野に女性があまりにも低い現実。意思決定の場に女性が少ないといったことから、クオータ(割り当て)からパリテ(男女同数の政治参画を規定しているフランスの法律)への転換として日本におけるいわゆる「候補者均等法」が2018年に成立。2021年に改正があり、議会におけるハラスメント防止などが位置づけられる改正があった。多様性に欠ける意思決定の問題として、日本の民主主義としての問題、性差別、家父長制の問題等国として抱えている課題、諸外国のクオータ制度等についてのお話でした。三浦さんは議会におけるいじめ問題の調査もされています。

その中で、「トークニズム」についてのお話もありましたが、聞きなれない言葉でしたので調でべてみると、多様性が求められている今、形式的に応えようとして申し訳程度の体裁を繕うえることのようです。それにより、「反旗を翻さない、わきまえる人」が実質的な女性の代表者になりやすいことが一例として挙げられました。なるほどと思いました。

●放送法、メデイア法が専門でもあり日本とドイツの比較研究をしている鈴木秀美さんから、ドイツでは司法が憲法を生かす努力をしている。また、憲法裁判所は透明性の確保されていて市民に近い存在。建物そのものもシンプルで、ガラス張りのフロアもある。16人の裁判官が可否同数の場合はいつまでも議決できない。日本は政治に引きずられているのではないか。日本の裁判所も変革が求められているとの指摘がありました。

私自身、この集会には初めて参加しましたが、女性が登壇者としての講演会は初めてとのことにも驚きました。

5月6日(金)
国分寺丸井の店舗の入り口にありました。国分寺市の施策に理解を示しているそうでとても協力的だと思います。
5月7日(土)
『レインボーマリッジフイルムフェステイバル』なかのZERO小ホールにて
主催:レインボーマリッジフイルムフェステイバル 実行委員会
このフェステイバルでは、「婚姻の平等」って何だろう?誰もが性別関係なく、結婚するかしないかを自由に選べる社会 を社会に投げかけています。
6日、7日の二日間開催され、7日に参加しました。
招待作品のアメリカ映画、監督は自身が精子提供を受けて子どもを出産しているリサ・チョロデンコの「キッズ・オールライト」を観ました。
子どもの出自については子どもの権利の視点でもとても重要で深いテーマだと思います。

コンペテション部門では、「同性婚(婚姻の平等)」をテーマに全国からの応募作品から入選した5作品を観ました。
それぞれが個性的で、短編ながら同性婚について考えさせられるエキスが詰まっている作品ばかりでした。

グランプリはこの中で唯一のドキュメンタリー作品、「私たちの家族」。
みどりさんとエリンさん(元男性?)は結婚して20年。3人の子どもがいるのですが、エリンはアメリカで性別変更を申請し、日本で性別移行と結婚種類の変更を進めたのですが、日本では性別変更が事実上の同性婚の容認であるとして認められていません。
私自身このようなケースがあること初めて知りました。25分の短編でしたが、「婚姻、結婚」について改めて考えさせられました。

なかのZEROホール内にあるトイレの案内「オールジェンダートイレの表示を初めて見ました。
5月8日(日)
東恋6丁目自治会 定期総会
5月11日(水)
浅川清流組合議会 日野市
5月12日(木)
KIAママ会
5月13日(金)
けやき公園の中にある掲示版にあるポスト
「声を上げていいんだよ!」とのメッセージをこのような形で子どもたちに伝えています。
東恋ケ窪4丁目の自治会の掲示板 
東恋ケ窪4丁目地区「災害危険・資源地図」等 コンパクトで道行く人にも見えるオープン情報がありました。
東恋ケ窪3丁目 周辺 
国分寺市内のこんなに広い麦畑と「畑のいま」の掲示板。
5月14日(土)
『第50回 国分寺市憲法記念行事』リオンホールにて
10:00〜12:00
異彩を放て。「限界を決めない、多様性を認める社会へ」
 (株)ヘラルボニー アカウントマネージャー 伊藤 琢真 さん より会社の理念、取り組みについてお話がありました。
この国では、「障害ということばが実は一番の障害になっている」とのことばはとても印象的でした。
埋もれている障がい者が描く絵画や作品を発掘し(?)製品、作品として社会につなげ事業として成立させていく取り組みについてお話されました。
事業を立ち上げた双子の松田兄弟の兄が自閉症だっことが原点です。
松田さんは岩手県盛岡市出身でもあり、以前より注目していた事業だったこともあり、とても興味をもってお聞きしました。
ヘラルボニーの伊藤さんとスタッフの方、当日参加していた、同じ会派の及川議員、長谷部議員も一緒に写真を撮りました。
ヘラルボニーのホームページはこちら→https://www.heralbony.jp/
5月15日(日)
東元町にあるギャラリーウノヴィックにて「古布で作るつるし飾り展 」が開催されたので立ち寄ってみました。
史跡公園に設置されていた看板。今年は武蔵国分寺跡史跡指定100周年です。
新庁舎建設予定 埋蔵文化財発掘調査中 の仮囲い。
向かいのいずみプラザの案内看板がまだこんな感じのまま。以前より、何が書いてあるのかがわからないので、何とかしてはいかがか。と折に触れて指摘しているのですが…。
並木公民館まつりに行ってきました。コロナ禍で久しぶりの開催となりました。
13日より開催されていました。ステージではカラオケグループの発表会、各部屋では陶芸などの作品展。並木図書館へ向かう階段の壁には、公民保育のあゆみ、保育グループ等の紹介が掲載されていました。公民館保育の歴史と実績は国分寺市にとっての資源であり大事にすべき取り組みです。
5月17日(火)
第2回定例会前事前説明会
『第9回東経大学・国分寺地域連携推進協議会フォーラム』
「SDGs 国分寺からの発信」 東京経済大学 大倉喜八郎進一層館ホールにて
14:00〜17:00
第一部の基調講演では
①バリアフリーのまちづくり  内藤達也さん(国分寺市副市長)
②行政、企業、市民社会の協働とSDGs 新田英理子さん(一般社団法人 SDGs市民社会ネットワーク事務局長)

第二部の パネルデスカッション
コーデネイター 東経大学の尾崎 寛直さん
①後藤正彦さん (国分寺市立第三中学校校長)
 教育現場での取り組みについて
②小田登志子さん (国分寺市国際協会会長、東経大学准教授) 
 国際協会として市内在住の外国人へのサポートなど活動について
③城所宏政さん(株式会社 丸井 国分寺マルイ店長 )
 「共創のプラットフォーム」をつくること目指し地域の様々な団体との協働・連携を推進している
④甲斐隆之さん (Renovate Japan代表) 
 家や、仕事に困っている人と共に住宅コミュニテイの再生を実践し、国分寺市内での取り組みを紹介する。

市民、民間の取り組みについては、これまでにはない発想と機動力で実践されていことを知り、とても新鮮な思いで聞くことができました。

5月21日(土)
『本多公民館 新緑まつり』が開催されました。 
コロナ禍の影響もあり、並木公民館同様に参加団体も例年より少なく、全体的にこじんまりした感じでしたが開催されたことは喜ばしいことです。
コロナ対策はまだ続くと思いますが、通常の活動に戻りつつあることを感じます。
団体によっては活動が途切れたところもあるようで、特に高齢者の場合、社会参加が少なくなることは心配な状況になる心配があります。
5月22日(日)
国際協会総会(福祉センター)
5月24日(火)
候補者男女均等法施行 4周年記念「参議院選各候補者に若者が期待すること」院内集会 Qの会(オンライン)
5月25日(水)
第39回地方×国政研究会
子宮頸がんワクチン、個人情報法改正等(オンライン)
5月28日(土)
『全国フェミニスト議員連盟 2022年度総会』上智大学中央図書館にて
14:00〜
全国フェミニスト議員連盟 設立30年周年記念シンポジウム
「女性議員を増やす、支える、拡げる 議員いじめ調査最終報告ー」
【講師】
大倉 沙江さん(筑波大学人文系助教)
江藤 俊昭さん (大正大学社会共生学部教授)
三浦 まりさん(上智大学法学部教授/全国フェミニスト議員連盟顧問)
いじめ調査にご協力いただいた、3人の講師より、それぞれの立場からのコメントがありました。
※総会では、皆川が急遽、総会の議長を務めることになりました。
・総会、シンポジウムは会場とオンライン併用により開催されました。
・議会のいじめ調査プロジェクトチームからの報告もありました。最終報告書にある女性議員、少数派議員が受けている議会でのいじめの実態に驚くばかりです。是非多くの方に手に取って読んでもらいたいです。一冊1,000円にて頒布。
5月29日(日)
「雪どけ」活動報告会(福祉センター)
28(土)・29日(日)の両日に行われた
「こくフェス 音楽の力で国分寺をもっと元気に!」 
(主催:こくフェス実行委員会/共催:国分寺市 )
光公民館の地下の会場にて 「こくフェス光ステージ」が開催されているとあり、行ってみましたが、 あいにく休憩時間で演奏は聴けなかったのです。
29日(日)16:30〜
こくフェスの一環で、東戸倉にある喫茶「STORY cafe&space」にて小田晃生さんのワンマンライブ。
14:00〜
福祉センターにて 「雪どけ」(不登校、引きこもりなどでサポートを必要とする子どもたち,若者のための居場所活動グループ)の2021年度活動報告会に参加しました。
5月30日(月)
議会運営委員会
代表者会議